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ミュシャとスメタナ

  • 執筆者の写真: Ryoko K.
    Ryoko K.
  • 2017年6月5日
  • 読了時間: 3分

先日行ったミュシャ展、今日が最終日でした。

きっと週末から今日にかけて物凄いことになったのだろうと思います。

当日チケットをネットで購入したので、紙のチケットはないものと思っていたら、QRコードと引き換えに貰いました。

なんだかんだ言ってチケットが手元にあるのは嬉しいものです。

そして館内の案内図も日本語と英語と両方貰ってきました。

販売されていたグッズに関しては、売り場も広くなく、商品数もあまりなく、残念ながら何も買えませんでした。

とはいっても、数年前にチェコのミュシャ美術館を訪れたことがあり、そこで色々と買ってきていたので、それほど重要ではなかったんですが(笑)。

それでも、数日前に一般の本屋でも手に入れられる公式図録は購入しました!

購入しようか一瞬迷ったのですが、誰もが言っているように「最初で最後の来日」の可能性が非常に高く、このような本が出ること自体もうないかもしれないことを考えると、今買わずにいると先に行って後悔するかも・・・と思って。

すべての作品について詳しい説明が載っていて、なかなか見応えがあります。

(しかも説明が日本語と英語でされている!英語の勉強にも役立つかな?)

内容から見るとこのお値段はかなり良心的かもしれません。

少しでも興味がある方にはお薦めですよ。

私はこれをしっかり読み込んで、いつか現地で鑑賞したいと思います。

ミュシャ展を見に行ってからというもの、頭の中では時々「モルダウ」(正確には“ヴルタヴァ”です)が流れます。

小さな滴から始まる水の流れが、止まることなく巡り巡って大河へと変貌していく。

その水の情景を音楽でここまで表現できるものなのか・・・と、いつ聴いても感動してしまいます。

ヴルタヴァ河を表現しつつ、そこには彼らの民族の苦難に満ちた歴史のうねりも表現されているのでしょうね。

悲哀や切なさを感じる曲調から、最後には雄大で不屈の精神を見せる力強いフィナーレに、彼らの矜持と誇り高さと民族愛を感じます。

音楽と絵画などの芸術が、こうして結びつくのって本当に素敵なことだし、その一方に深く関われる自分も幸せだなーと思います。

それで思い出したのが、何年も前に少しだけやっていたこと。

「モルダウ」のオケ譜を2台ピアノにアレンジしようとしてたことがありました。

もちろん普通に楽譜は販売されているのですが、自分がアレンジするとどうなるかな~という興味でした。

遠く忘れ去っていたのですが、①オケ総譜を読む、②本気の楽譜を書く、③各楽器についてもう一度真剣に考える(笑)、といった音楽のリハビリを目的として、取り組んでみようかと思ったりしています。

完成はいつになることやら・・・・・。

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