La leçon d'aujourd'hui・2
- Ryoko K.
- 2017年6月29日
- 読了時間: 4分
今日のボイトレはSalyuの【Lighthouse】。
一応、最低2回は同じ曲を見てもらうように心がけています。
この曲は以前に一度みてもらい、その時に歌い方の課題をクリアするために、その後暫くミュージカルを選曲していたという経緯がありました。
初めて彼女を知ったのは、大好きな堤真一さんが主演の映画の主題歌【プラットホーム】でした。
独特の声と質感が新鮮で、映画の余韻とともにずっと耳に残る曲でした。
その後、ミスチルの桜井さんとのデュエット曲【to U】を聴いて感動し、もちろんそれは先生とのレッスン初回で歌わせていただきました。
課題というのが、ずっと聴いている彼女の歌い方を無意識に真似てしまい、少し浮いた歌い方になっていたことでした。
自分の中でそれはずっと引っかかっていて、そこを解消したかったんです。
Salyuの持ち味であるその歌い方は、それはそれで良いのだそうですが、せっかくならきちんとした歌い方をすべきだろうということで、先生とはずっとレッスンをしてきました。(何事も基本あっての応用です!)
Salyuに寄せないために、あえて大好きなこの曲を聴くことはせずに、自分なりに歌い方を考えてレッスンに臨みましたが、先生からは「以前よりずっと上手くなってる!」とお褒めの言葉をいただきました!
そこからさらに上を目指して教えていただいたのは、今日も目から鱗でした。
息を抜いて、リラックスして歌うことによって、声も体もオープンになり、楽に歌えるようになるとのこと。
実際、最初は息を止めてるような、力んだ感じで歌っていたのが、仰られたことを実践したところ、格段に歌いやすくなりました。
確かにミュージカルなどで、鳥肌が立つくらいに感動する時って、歌い手さんの全身からは凄く自然なオーラというか、心も体も解放しているかのような空気を感じます。
(ああ、あの感覚なのか~・・・)
と感動しつつ、そういう具体的なイメージがあるとやりやすいなーと思いました。
そして、体は楽なのに、なにやら汗が出るぞ~~!
と思ったら、それも正しいんだそうです。
体が開いて全身を使い、なおかつ声を支えるために下半身は大活躍なので、汗が出るのも自然なことだそうで。
結果、家に帰って爆睡しちゃいました(笑)。
息を抜く、ということを覚える為に教わったのが、丸々一曲をブレスだけで練習する方法。
これをやることで、息を吸って吐く、という当たり前のようで、歌を歌う時には何より重要なことが、自然に身についていくんだそうです。
というわけで、バスタイムにやってみました。
音楽を頭の中で鳴らしながら、フレーズに合わせてブレス。
これって同時に、フレーズをどこで切るのかを凄く考えることにもなるんだと思いました。
それと、今日凄く嬉しかったのが、先生から
「選曲云々じゃなく、確実に上手くなってる!」
と言ってもらえたこと。
先生曰く、私は「Mix声」だそうで、あるキーを境目にして地声と裏声を切り替えながら歌っているのですが、そのポイントのキーでずっと違和感があり、歌いにくかったんです。それが確実に自然に聞こえるようになってきたとのこと!
先生とのレッスンはちょうど1年経ったところですが、月2回のレッスンでここまで上達したのは凄い!と仰っていただけて、本当に嬉しかったです。
(でもそれを恥ずかしくて茶化すのが私なのですが・・・/笑)
先生の指導は、元々が感覚派の私にも分かりやすく丁寧です。
さらりと可愛らしい笑顔で色々と仰ってくれるのですが、言われた後で「あれ?それって難しくない?」みたいなことが多いのも、先生ならでは。
作曲をやるようになって、少し理論的になったのか、先生の仰ることをPCのように頭の中で打ち込んでるような感じもあったりします。
でも、そうやって考えすぎて歌ってるのも、如実に表れるらしく、先生にはすぐ分かってしまいます。
先生とはそういった感覚的な部分と、理論的な部分のバランスが合うのかな~・・・と勝手ながら思ったりしています。
初めて歌ったのが「to U」で、1年経って歌ったのが「Lighthouse」。
どちらもSalyuの曲で、なんだか不思議な縁を、これを書いていて改めて感じました。
←フランスにいた時にもよく聴いていました。
こんな風に、世界中の人が皆思えたら・・・
そんな少し哀しい気持ちになったこともあったりしました。
これが「理想」であることは分かっているけど、人間が人間たる理由は「理想」を失わないことなのだと思います。
そしてなにより、音楽が大好きでいられること、本当に幸せだと思います。
これからもたくさんの曲を歌って、色々な歌い方を身に付けていきたいと思います。
先生、これからもよろしくお願いします!!
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