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MISIAは体力勝負!La leçon d'aujourd'hui・3

  • 執筆者の写真: Ryoko K.
    Ryoko K.
  • 2017年7月28日
  • 読了時間: 4分

なんだかバタバタとしていて、ブログを書いている余裕も、お友達のブログを見て回る余裕もありませんでしたが、アウトプットしないとストレスが溜まることを感じて、これ書いています。

まずは約1ヵ月ぶりのボイトレから。

今日の選曲はMISIAの【sweetness】。

友情から愛情へ・・・揺れる恋心を歌った曲です。

そういった気持ちは遠く忘れて久しいですが、この曲の切なさは残像として残っています(笑)。

バックビートがずっと効いているリズム感と、ラフな雰囲気が好きです。

歌詞もどっちつかずで自分ではどうにも出来ないもどかしさであったり、メロディーラインもそれに合わせて揺れているというか、メジャーとマイナーを行ったり来たりしているようなところが、私にとっては凄く魅力的な曲。

最近、私の生徒さん経由で知ったショックな事実が、10代の子達はMISIAを知らないということ!!

これほど素晴らしい歌姫て、そうそう現れる存在ではないと思うのですが、それを知らないなんてもったいない!とは言っても、それがジェネレーションギャップというか、時の流れなんですね。

それはさておき、今日のレッスンは美緒先生に「上手くなった!!」とお褒めの言葉を何度もいただきました。

以前に試しに歌った時より断然上手くなっていると。

凄く嬉しいのですが、照れるんだ、これが(笑)。

一目置いている人から褒められるのは、自分の中での響き方が違うんですよね。

ぶっきらぼうな反応してるかもしれませんが、本気で喜んでいることを、ここで伝えさせていただきます(笑)。(分かっていらっしゃるかとは思いますが)

MISIAの曲はこれまでにも【DEEPNESS】【恋は終わらない】を見てもらったことがあるのですが、とにかく体力がいる!

MISIA本人を聴いていると、さらりと涼しげに歌っているので分からないのですが、実際に自分で歌うと半端じゃない体力を使います。

ポップスはミュージカルのように前面に押し出す歌い方はあまり必要ないのが基本ですが、MISIAは違います。

サビの部分や、音程が上がる部分などは、ガンガン前に出して歌わないと、曲自体が持つ迫力や、彼女自身の力強さは表現出来ないんです。

初めてフルに【DEEPNESS】を歌った時は、終わった直後に思わずしゃがみ込んだのを未だに覚えています。

先生は実際MISIAのライブに行かれたことがあるそうで、私達からしたらとんでもないパワーを必要とする曲を、何時間もずっと同じテンションで歌っていて、ステージから離れた席でも、彼女の全身から発されるパワーを体感したそうです。

とても小さな体なのに、そのパワーの源は何なんだろうと思うと同時に、そういう人こそ本物の『歌姫』なのだと心底思います。

よく業界は簡単に色んな歌手(もどきも含め)を歌姫と呼ぶけど、何を見て聴いてそう言っているんだろうと思わされます。

1ヵ月ぶりのレッスンだったので「前回出来たことが今回も出来るのか?」ということがとにかく心配だったのですが、どうやらまぐれだった訳ではなく、ついでに言うなら地声と裏声のチェンジのポイントが以前より低くなり、スムースに行き来をしているとのこと。

sweetnessに関して言えば「押し出しのポイントなどもきちんと歌えてる」と仰っていただきましたが、実のところ、何も考えずに歌っていたので、よく分かっていなかったり(笑)。

「音楽や芸術は感覚で」という本来の自分が少しだけ顔を出したのかも・・・と、今なんとなく思いました。

ただ体が緊張していたのが自分でもわかったので、次回のレッスンでは、そこを意識してやりたいと思います。

でもきっと、体が覚えるくらい歌い込めば違うのかも?

それと、体全体を使った歌い方。

マツコ並みの大きな体を想像し(私の解釈/笑)、というのは冗談で大きな風船を両手で抱えているかのようなイメージで、声を出すということを体に委ねる。

言われてみれば確かに、MISIAはそういう雰囲気で歌っていたな~と思いました。

なにはともあれ、そのためにも、とりあえず歌詞と正確なメロディーラインを覚えないと!

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