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Tokyo tower

  • 執筆者の写真: Ryoko K.
    Ryoko K.
  • 2017年8月21日
  • 読了時間: 3分

と言っても「オカンとボクと~」ではありません。

若かりし岡田准一君と黒木瞳さんの映画です。

本人の素は割ととぼけた感じでしたが、演技の部分ではワイルドであったり、繊細であったり、本当に色々な役を演じていたと思います。

特に中谷美紀主演のドラマで、ゲイなのに主人公の中谷美紀を好きになって苦しむ役を熱演してたのが印象的でした!

好きだけど言えない・・・とバーのマスター(つんく)の前で涙しているシーンは今もよく覚えています。

そんな彼の美しさ(敢えてこう言わせてもらおう!!)が半端ない破壊力を持っていると、私が信じて疑わないのがこの【東京タワー】です。

原作は言わずと知れた江國香織さん。

内容としては、人妻と大学生の不倫を純愛として描いている作品です。

映画のキャッチコピーは確か『恋はするものじゃなく、落ちるもの』だったかな?

初めて岡田准一という人を、アイドルではなく俳優として認識した映画だったりします。

映画全体は映像も雰囲気もとにかく「綺麗」。 これは主人公である二人を表す言葉そのもの。 なので、音楽もそれを彩るにふさわしく、とても抒情的。

そのまま、ラストシーンのパリでの映像に山下達郎の「Forever Mine」へと続くのですが、それがとても自然。

サントラの音楽と主題歌が結びつかない作品もあったりするけど、これはそれがない。

全体的に物静かで儚げで、実にセンチメンタル。

特筆すべきは、この映画の岡田君がはっきり言って黒木瞳さんよりも美しいこと!!

黒木瞳さんが美しいのは当然なのですが、それよりも更に綺麗なんだ、これが!!

にしても、この頃の岡田君は綺麗なうえに、細かった・・・。

本気で細かった。

それが今や、芸能界一の『綺麗なゴリラ』・・・・(涙)。

本人も「恋愛映画がやりたいのに、最近はずっと軍人か侍」だの「大抵、馬に乗って斧振り回してる」と言っていますね。

ついにはこの間、某番組で「もう戻れない!」と叫んでました(笑)。

私がいつもこういった恋愛映画にハマる時は、殆どが音楽によるものが大きいです。

このサントラは、作曲家でありチェリストの溝口肇さん。

思い返せば、彼と初めて出会ったのは、なんと中学生の頃!!

きっかけは忘れましたが、たまたま彼のアルバム(デビュー間もない作品)を聴いて、それ以来ずっと好きです。

『世界の車窓から』で知名度が上がり、今やすっかりこのジャンルの大御所ですね。

疲れている時や、穏やかな気持ちになりたい時、このサントラは凄く心地良くて耳なじみが良い。雨の日などにも似合う音楽です。

海外旅行に音楽は欠かせないのですが、このサントラは必需品の一つです。

そしてやはりパリ旅行にもずっと寄り添ってくれました。

溝口さんのCDはそれこそたくさん持っているのですが、そのどれもがヨーロッパを旅する時には本当にぴったり合います。

余談ですが、私が実際にやってみてオススメしているのが『生・世界の車窓から』です。

海外で乗り物に乗って移動している時に、あのテーマ曲を聴く、というただそれだけのことです。

皆笑うけど、絶対凄いって!!

やって損はない!!

石丸さんの声、響いてくるってば!!

これだけオススメしてるのに、いまのところ、これを実際やってる人に出会ったことはありません、あしからず。

※本気です(しつこい?)

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