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島唄の抑揚・『涙そうそう』

  • 執筆者の写真: Ryoko K.
    Ryoko K.
  • 2018年7月13日
  • 読了時間: 2分

珍しく先週・今週と続けてボイトレに行きました。

疲労感がひどく残りつつのレッスンだったので、ミュージカルのようなパワフルな歌は歌えないな・・・と思いつつ、最近ちゃんと見ている「西郷どん」の奄美大島の美しさとそこに流れる島唄の抑揚に心惹かれていたので、そこらへんにトライしようと選曲してみました。

昔から好きでよく歌っていた曲ですが、初めて真剣に取り組みました。

1週目に歌った時は、歌い方が分かっているのかいないのかすら分からず、迷いながら歌っていましたが、その時に、島唄独特の抑揚を出来る範囲でやってみたいと思い、今週へと持ち越しました。

この曲はBegin、森山良子さんといくつかバージョンがありますが、キー的にも一番好きなのが夏川りみさん。

沖縄旅行で現地に着くと、彼女の歌声が頭の中でずっと響いてます(笑)。

夏だし、暑いし、そんな時にはいかにも「夏!!」な音楽が良い!!

人が音楽を聴く時は、その時の感情とフィットしたものを聴くと慰められるものだそうです。

失恋したら失恋ソング・・・これは私には遠い過去ですが、最近でいえば、仕事中にあまりに腹の立つことがあったので、休憩中にやたらとハードでぎゃんぎゃんな曲を大音量で聴いて、その後の仕事をやり過ごしました(笑)。

そして、仕事で溜まったストレスをボイトレで発散しています。

話は戻って、島唄などの抑揚は所謂「こぶし」なんだそう。

本物の島唄を極めていくと、民謡などの方向に向かい、先生もさすがに専門外とのこと。もちろん私もそこまでの専門性は求めていないので、あくまでポップスで聴いているくらいの歌い方で、夏を感じられるような歌を歌いたいだけ。

あくまで真似にはなりますが、夏川りみさんの歌い方を聴いて、どこでその「こぶし」を回すのかを覚えて挑戦しました。

「こぶし」はクラシックでいうところの「トリル」なので、私としては楽譜上のトリルのマークや、2つの音を思い浮かべて歌っているといった感じでしょうか。

「こぶし」には抵抗がありますが(失敬!)「トリル」は馴染のある音楽技法なので、「ここはトリルで歌ってくださいね」という指示を受けていると考えればいいのだなと思ったりしています。

喉を転がして、音階を行き来するのは結構楽しいです。

次のレッスンは来月になりますが、今同じ系統で興味のある曲があるので、気分が変わらなければそれをやってみようと思います。

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