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キラキラした失恋SONG

  • 執筆者の写真: Ryoko K.
    Ryoko K.
  • 2019年6月18日
  • 読了時間: 3分

JUJU

Remember (The good times)

ラウンジ系音楽大好きです。 アメリカにいた頃を肌感覚で思い出させてくれるから。 音楽に関して言えば、多分人生で一番充実していた頃。 (まあ学生でしたしね)

それはさておき、JUJUさんはこれまであまり真面目に音楽を聴いたことはありませんでしたが、NHKの番組「世界はほしいモノにあふれてる」が今お気に入り番組の一つで、これをきっかけに興味が湧きました。

そのオープニングテーマ「Remember(The good times)」が、番組冒頭でこれから紹介されるであろう素敵な物・事のキラキラ感を伝えてくれるんです。

最初はBGM的に軽く聞き流していたのですが、「愛してたとか愛されたとか愛が終わったとか…」と聞こえてきた歌詞が気になって、甥に勧められたSpotifyで聴いてみました。

じっくり歌詞に耳を傾けて聴いたところ、なんていうか、やっぱりキラキラしてる! でも実は失恋SONGなんですよね。 こんな風に明るくて華やかな失恋SONGがあっただろうか?!ていうくらい可愛い曲なんです。

終わった恋だけど、素敵なこともあったでしょ? そんな二人もいたよね?

という応援SONGです。

この曲が入っているアルバムは「DELICIOUS」というJUJUさんの3枚目のジャズカバーアルバム。 Rememberはオリジナルの楽曲でアルバムの最初に来ていますが、他の曲と違和感なく聴けます。

暖かい色味のお洒落なバー。 黒い服でスマートに着飾ったミュージシャン達。 帽子を目深にかぶってリズムを刻みながらウォーキングベースラインを弾くコントラバス奏者。 カラフルなビーズのように多彩で透明感のあるピアノのコードと時折響く派手なメロディ。 キラキラ感を醸し出すブラスの楽しげな音。 お酒を傾けながら音楽を楽しむ客と、アイコンタクトなんてしながら歌うJUJUさん。 そんな光景が浮かんできます。

彼女の音楽よりも先に番組で彼女の為人を見知ったせいか、あの呑兵衛で豪快でさっぱりして、 だけど女性としてお手本にしたいような明るくて可愛らしいネエさんの奏でる音楽が、一層魅力的に感じます。

一見ネガティブな失恋のように思える歌詞が、実はそうじゃない意外性。

失恋なんてたいしたことじゃないわ。 一人でいたって楽しいし、次の恋をさっさと探したっていいじゃない?

といった感じで、思わず肩を揺らして体でリズムを刻んでしまう、踊りだしたくなるような楽しい曲。 気分を上げたい時にオススメの1曲ですよ。

ついでに番組もオススメです。 MCはJUJUさんと三浦春馬さんです。 海外の雑貨や文化などの最新トレンドに興味がありましたら、見てみてください。 その道のプロフェッショナルなバイヤーさん達が、ある意味オタク的な視線で色々なものを紹介してくれます。

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